二日間かけて計測を行いました。
計測の精度を保つためには基準となる位置が重要なので、こんな風にガイドラインを引きました。
まず車体の中心線を前後1mの長さで引きます。
レーザー墨出し器を使用して中心線の前後端から右へ1.3mの垂線を引きます。
垂線を結ぶ線を引き、中心線から1.3m離れた平行線とします。
車体のどこか基準になる位置から平行線に垂線を引き、その交点を基準点とします。
基準点から平行線上を前後に5cm間隔で移動しながら車体までの距離を計測します。
高さも5cmづつ変えながら往復して測定し、5cm四方のメッシュで座標を測定します。
こんな感じで計測したのですが、言うのは簡単ですが実際にやってみるとかなりの重労働でした。(>_<)
平行線上を5cm移動するためには、地面に貼り付けたスケールを確認しながら台座をずらすので、当然しゃがんで行います。
位置が決まったら三脚の上にあるレーザー距離計で測離するのですが、操作パネルは上面にあるので、今度は立って行います。
これってスクワットです。
全長約4mで上下方向が約1mですから80回×20回=1600回、ボンネットの上とかデータのない部分を差し引いても1000回ぐらいのスクワットです(^_^;)
最初は良かったのですが作業が進むにつれて、三脚の上の距離計がまるでアルプスの山頂かのように高く感じてきます。
足腰がガクガクしながらやっと計測できたのが上半分まで。
こんな状態でしたので、精密な作業には無理があったしスクワットに耐えかねて一部計測を間引いたりしたら、取れたデータは残念な感じでした。(/_;)
もっと楽に測定する方法を考えないとダメですね。
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