一度決めた構成でプログラムを書いてましたが、どうもよくありません...
エミュレーション環境ですが、OLEDの表示スピードが出ず表示がヌラヌラしてしまいます。
RS232Cでの表示データ転送にはやっぱり無理があるようです。
で、以前検討していたPIC18F4550のUSBを使う方向でいろいろ調べてみましたが、これも問題で
- USBのスタックはC言語からしか使えない
- C言語の開発環境は基本的に有料
- 無料の開発環境は機能が制限される
どうしたものかとインターネットをつらつら見てるうち、USBを使うならPICではなくAVRの方が良いんではないかと気が付きました。
AVRだと
- C言語の開発環境が無料
- アセンブラ命令でもPICより高機能
- PICより高速な動作
- USB関係のライブラリが充実
そんなわけでStrawberry LinuxのAVR-USBマイコンボードキットなる物を調達してみる事にしました。
こんなやつです。
◆スペック
- CPUコア:AVR8ビットRISCマイコン
- USB:12Mフルスピード対応
- プログラムメモリ:16kバイト(ユーザプログラム領域は12kバイト,ブートローダとして4kバイト)
- RAM:512バイト
- データ用EEPROM:512バイト
- 動作周波数:16MHz
- 基板サイズ:約77x54mm(コネクタ含まず)
- 開発・動作OS:Windows XP, Windows Vista
- 電源:5V(USBからの電源で動作します。外部電源は必要ありません)
- AVR Studio, WinAVR, FLIPなどの全て無料のツールで利用期間やサイズの制限なく開発が行えます。
I/Oポートも21個あるので十分です。
それからストレージには128GのSSDを予定していましたが、ALIX 3d2に接続するのは難しそうなのでUSBメモリで行こうと思います。最近は128Gとかの大容量タイプの値段もこなれてきたし、楽曲データのコピーも楽なので。
あと懸案だったBluetoothですが、やっぱり接続がうまくいきそうもありません。仕方なくとりあえずWi-Fi接続にしてみようと思います。Android側でテザリングしてALIX 3d2側を子機として接続するか、ALIX 3d2側をアドホックモードで動かしてAndroid側を子機にすることになります。
これらによって使う予定のUSBデバイスが、AVR-USB、USBオーディオ、USBメモリ、(Bluetoothドングル)、と2ポートしかないALIX 3d2のUSBポートが足りなくなるのですが、USBハブで何とかなると思います。
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