車載PC Player - 30 - 構成検討再び

| コメント(0) | トラックバック(0)

一度決めた構成でプログラムを書いてましたが、どうもよくありません...
エミュレーション環境ですが、OLEDの表示スピードが出ず表示がヌラヌラしてしまいます。
RS232Cでの表示データ転送にはやっぱり無理があるようです。

で、以前検討していたPIC18F4550のUSBを使う方向でいろいろ調べてみましたが、これも問題で


  • USBのスタックはC言語からしか使えない
  • C言語の開発環境は基本的に有料
  • 無料の開発環境は機能が制限される


どうしたものかとインターネットをつらつら見てるうち、USBを使うならPICではなくAVRの方が良いんではないかと気が付きました。
AVRだと

  • C言語の開発環境が無料
  • アセンブラ命令でもPICより高機能
  • PICより高速な動作
  • USB関係のライブラリが充実

そんなわけでStrawberry LinuxAVR-USBマイコンボードキットなる物を調達してみる事にしました。
as1s.jpg
こんなやつです。

◆スペック

  • CPUコア:AVR8ビットRISCマイコン
  • USB:12Mフルスピード対応
  • プログラムメモリ:16kバイト(ユーザプログラム領域は12kバイト,ブートローダとして4kバイト)
  • RAM:512バイト
  • データ用EEPROM:512バイト
  • 動作周波数:16MHz
  • 基板サイズ:約77x54mm(コネクタ含まず)
  • 開発・動作OS:Windows XP, Windows Vista
  • 電源:5V(USBからの電源で動作します。外部電源は必要ありません)
  • AVR Studio, WinAVR, FLIPなどの全て無料のツールで利用期間やサイズの制限なく開発が行えます。

I/Oポートも21個あるので十分です。

それからストレージには128GのSSDを予定していましたが、ALIX 3d2に接続するのは難しそうなのでUSBメモリで行こうと思います。最近は128Gとかの大容量タイプの値段もこなれてきたし、楽曲データのコピーも楽なので。

あと懸案だったBluetoothですが、やっぱり接続がうまくいきそうもありません。仕方なくとりあえずWi-Fi接続にしてみようと思います。Android側でテザリングしてALIX 3d2側を子機として接続するか、ALIX 3d2側をアドホックモードで動かしてAndroid側を子機にすることになります。

これらによって使う予定のUSBデバイスが、AVR-USB、USBオーディオ、USBメモリ、(Bluetoothドングル)、と2ポートしかないALIX 3d2のUSBポートが足りなくなるのですが、USBハブで何とかなると思います。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://diylabo.sakura.ne.jp/db/mt-tb.cgi/40

コメントする

2023年10月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
OpenID対応しています OpenIDについて