車載PC Player - 17 - 表示パネルの検討

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本体の表示パネルにはノリタケ電子産業のSCK256X64C-3100-Aを予定していましたが、これって結構なお値段なんですよね。
で、他に使えそうな物を探したところ有機ELディスプレイが見つかりました。

dd-25664-be-3a.jpg

UnivisionのDD-25664BE-3Aです。

スペックを比べると

SCK256X64C-3100-ADD-25664BE-3A
外形サイズ133.0 x 38.0 x 9.0 mm88 x 27.8 x 2.0 mm
表示サイズ83.08 x 20.68mm78.8 x 21.2 mm
電源5V3V,12V
インタフェースUSB4-SPI,8ビット68XX / 80XXパラレル
内蔵フォントASCII,漢字なし
色数1階調モノクロ4階調モノクロ
価格(税込み)\18,270¥6,460


価格が半額以下という件は置いておいても、ほぼ同じ表示面積に対して外形サイズがかなり小さい事は大きなメリットです。ですが、インタフェースがPCに直結できない仕様なので、またPICで制御しないとならないし、電源が3Vと12Vと厄介な仕様です。
PCとPICのインタフェースはRS232Cが使いやすいのですが、USBよりも通信速度が桁違いに遅いうえ、表示色が4階調モノクロになるとデータ量は2倍です。256x64ドットの解像度ですので、256/4*64=4096バイト/画面になり、例えば全画面の転送をRS232Cの38400bpsで行うと、理論値で約1秒以上もかかり実際には2秒近くになると思います。
PCとPIC間にUSBを使った場合では64バイト/1msecが理論値ですから、理論値で64msecで実際には0.2秒ぐらいになると思います。でもUSBとPICの接続はハードルが高そうです。

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