車載PC Player - 5 - 全体構成

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全体の構成を考えてみました。
まだ具体性は全然ない贅沢な妄想バージョンです。

hw.png


CPUボードを核に、6チャンネルの電子ボリューム付きマルチアンプ構成です。
内2チャンネルはローパスフィルター付きでサブウーファーに使用します。
キーボード(K/B)はメンテ用で普段は付けません。楽曲データはSDカード(SD)経由で。Andoroidとの接続はBluetooth(BT)のRFCOMM接続で専用のプログラムと通信します。

本体の表示は明るいところでも見やすいノリタケ産業のSCK256X64E-3100-Aあたりを使います。

アンプは6チャンネルともYAMAHAのデジタルアンプICを使用した、サンネット電子のDAY015Aを予定。以前にDesktop Nautilusで使った物です。15W/4Ω出力ですが十分でしょう。

ローパスは同じサンネット電子のSWF100という物で、ボリュームで周波数を調整できます。カットオフ周波数の上限が150Hzなので、300Hzぐらいまで使いたいので変更するかもしれません。

FMチューナーは、aitendoのFM-TEA5767-Mを予定。PhilipsのTEA5767HNを使ったFMレシーバモジュールです。チューニングはPICで制御しますが、チューニングダイアル(RE2)とPCからの指示で行えるようにします。

DACはUSB接続のバスパワーで動作するコンパクトな物から、VICSのPCM2704使用USBオーディオキットを使ってみようと思います。

USB DACとFMの切替はSELで書いたセレクターで行い、FMで受信した音声信号はPCを経由しないで直接アンプに流す事にしました。これもPICで切替指示をしますので、セレクトダイヤル(RE2)とPCからの指示で行えるようにします。

6個の電子ボリュームは全部別々に音量設定ができるようにして、前後左右のバランス調整、メインスピーカーとサブウーファーのバランス調整を兼ねるようにします。調整はPCからPIC経由で行います。

操作はAndroid上のGUIで、楽曲ファイルの転送や管理、選曲やプレイリストの管理、FMとMP3の切替、FMの選局、音量や各スピーカーのバランス調整、各種設定などフル機能が操作できるようにし、本体のツマミで選曲や音量などの通常の利用で必要な機能の操作ができるようにするつもりです。
エリーゼはオープン状態とクローズ状態で大きく音響特性が変るので、PC内のプログラムからオープンモードとクローズモードを切り替えられるようにして、サブウーファーのバランスとイコライザーで音質を調整します。イコライザーはPCのソフトイコライザーか、電子ボリュームチップにイコライザーを内蔵する物もあるらしいので、それを使うかもしれません。

この構成の成否はPICの部分と電子ボリュームですが、PICは使った事が無いという大きな問題が立ちはだかっています。
それと電源。クルマの12Vから各部品に必要な電圧を安定して供給しないといけません。特にCPUボードはACPIの絡みもあるので難しいです。

電気知識に乏しい私に実現できるか微妙なところです。
とりあえずこちらで勉強してみます。


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